2020.01.07

新年に考える、これからの組織

鎌倉です。

新年明けましておめでとうございます。
年末に、我が家に新しい “サンドピクチャー” が届きました。

▲これで3枚目です。

サンドピクチャーは、密閉されたガラス板の間に砂と空気と水が入っていて、
砂時計のように上下を逆さにすると、その比重で砂や水が動き、毎回違った風景を楽しむもの
(一言でいうと砂時計の絵画版みたいなもの)です。

石、鉱物好きな小4 の息子は飽きもせず何時間も、上下を逆さにしては、砂と空気と水で織りなす
世界の変化を楽しんでいました。
そして私も・・・・・その刻々と動く変化の速さと、ダイナミックに絵が創りかえられる様子をみていたら、
私たちを取り巻くこれからの世界を俯瞰してみているようにも感じ、目が離せなくなってしまいました。

~この大きな強い流れに抵抗して動いても、この砂のようにひと時もとどまらず、
どんどん足元の世界は変化している。
気付くと新しい世界の方に比重は移っており、元に留まろうとする方がはるかに困難で、
大きな労力が必要になる。
新しい世界に比重が移るとさらに加速して景色は変わっていく。それにいち早く気づき、勇気をもって穴に飛び込むと、新天地が初めて見える。それはこれまでの延長線上にある変化や改善といったものではなくて、今、直面しているのはパラダイムシフト (これまで常識、当然と思われていたことが革命的に変化する)~

いろいろなものが根底から覆ったり、突然違う土俵で戦うことになったり、顧客に提供すべき価値(サービス)自体が変わったり、開発のやり方が根底から変わったり、業界の垣根がなくなって戦う相手は同業ではなかったり。 それが多くの業界でおこっているように思います。

経営上大きな判断を迫られる場面が多く生じ、判断するうえで頻繁に事業を俯瞰して見るこ
とがますます大事になる、よって経営をサポートする社内外の多様な目が必要になる時代だと思います。
そして、スピードの速い時代だからこそ、あらためて何のための組織なのか見つめ直し、社員の方向をひとつにすることが企業存続、企業価値に大きく影響すると感じます。 中小企業は、経営者が決断することができれば早く泳ぎだせます。

エールも共にお客様と泳ぎ、未来をみて多様な目の一役を担えたら、そしてお客様の組織が目的地まで泳げるよう人の側面からサポートさせていただきたいと思います。

今年もエール一同、宜しくお願い致します。