2021.07.01

やり抜くということ

鎌倉です。

ちょうどテレビではオリンピックに向けた海外選手団の日本での合宿について、
中止になっている自治体が増えているというニュースが流れています。
海外の選手団から中止したい連絡があったところもあるし、
自治体の方から中止を要請しているところもあるようです。

 

先日海外の選手がPCR検査も受けていたけれども、
合宿先に入ってから陽性が確認されたというニュースもあったので、
地方自治体としては感染拡大をさせたくないので、外国人を受け入れたくないということもあるのでしょう。
でも、日本としてオリンピック・パラリンピックを開催すると決定しているのに、
各自治体の判断で、海外からの国内合宿を拒否するのはどうでしょうか。
日本として開催を決めているわけですから。
決まった以上は、開催国として成功するように一致して、開催に協力すること、
海外の選手を気持ちよく迎え入れることは必要なのではないでしょうか。
オリンピック開催が決まる経緯は、決して議論が尽くされたとはいえないですが、
協力できないといったところで、諸外国からみれば、「日本の対応」であることに変わりありません。

 

開催の方法などは、感染状況から無観客もやむを得ないかとも思いますが、
2019年秋のラグビーワールドカップでは、
日本は「ワンチーム!」という言葉で大いに湧きました。私も試合観戦は叶いませんでしたが、
事務所からは日産スタジアムも近いので、世界中の方々に、
「素晴らしい闘いをありがとう。また日本に来たい!」
と言っていただいたことを嬉しく思っていました。
勿論、今は世界中がコロナと闘っている状況なので、状況は全く異なります。
でも、開催が決まった以上、皆で協力してできる方法、
組織として最善を尽くすにはどうしたらよいかを考えたいと思うのです。
世界中がパンデミックで困難を経験している中だからこそ、そして日本の未来につながるように、
開催し価値を見出したいですね!

 

経営に置き換えてみても、経営もすべて順調なときはむしろ少なく、絶えず環境が変化する中で、
先も見通しにくかったり、反対意見もある中で、組織として意思決定し、
まとめ、組織を動かさなければなりません。
経営者は「合意形成」に努めることが重要ですし、組織のメンバーは、組織が一旦やると決めたら、
一員として自分事として落としし、いつまでも反対していないでできる方法を考えてやってみよう!
という組織風土を作ることがとても大切だと思います。
今月も頑張っていきましょう!

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