2023.03.02

「人を育てるということ」

岡崎です。
2021年6月に入社しまして、今年の6月で入社2年となります。色々と試行錯誤しながら日々成長の毎日です。
私には、6歳の長男と3歳の次男の2人の子供がいます。長男は感情の起伏が激しく、思いどおりにならない時に癇癪を起こします。癇癪時には「この子の為に正さなければいけない」と長男の気持ちを汲まずに叱り、時にはきつく叱りました。そんなある日、長男が次男の気持ちを汲まずに次男をきつく叱りつけるようになっていまし た。「子供の為に」としていたことが子供の成長に役立っていなかったのです。この日を境にどんなに癇癪を起して も叱ることを一切やめました。そして、できないことを叱るのではなく、できていることを認める(褒める)ような接し方 に変えました。それから2年と少し経ち、今では、長男の感情の起伏も徐々に抑えられるようになり、理不尽な理由 で次男に怒らなくなりました。また長男はLEGOブロックが大好きで、作る度に「集中力がある」などと具体的に褒め 続けていたら、大人でも苦労するような複雑な LEGOブロックも組み立てられるようになりました。まだまだ手はかかりますが、今は、長男の成長に役立つような接し方になってきたのではと思います。子供と社員の成長にも共通していることがあると思います。
今は先行きの見通し立てにくいVUCAの時代です。これまでの成功事例のパターンにとらわれずに、物事の本質を 見抜く力も同時に必要とされます。人材育成も同様で、これまでの人材育成の成功パターンにこだわらず、ひとりひ とりの社員の強み弱みを理解して、それぞが強みを発揮できる組織風土の醸成こそが、優秀な人材の離職防止、既存社員の生産性向上の為には必要になるのではないでしょうか。

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