2021/08/27

【新型コロナ関連】ワクチン接種にかかる職場の対応 (2021年8月27日時点)

新型コロナウィルスワクチン接種にかかる職場の対応

新型コロナワクチン接種については、高齢者への接種が進み、一般にも接種が進んできています。
従業員の新型コロナワクチン接種について、予めルールを決めておくことをお勧めします。

新型コロナウイルスワクチン接種後の副反応
新型コロナワクチン接種において、副反応に関する情報も厚生労働省により公表されています。
▪ 発熱…37.5℃以上の発熱は、2回目接種日の翌日の割合が1番高くなっています。
▪ 痛み…接種日からその後2日間程度、接種部位の疼痛の頻度が高い傾向が見られています。

新型コロナワクチン接種時の労働時間の取り扱いについて
従業員の新型コロナワクチン接種日が、通常の所定労働日となった場合は、接種時間は労働時間として扱うべきか?
⇒新型コロナワクチン接種の時間は、労働時間に該当しません。また、交通費は本人の負担としても問題ありません。
厚生労働省HPの新型コロナウィルスに関する企業向けQ&Aの中にもあるように、問20においてワクチン接種の時間については、労働時間とはみなされません。副反応により、就労不可となった場合は欠勤の扱いとして、費用の負担をしないということは問題ありません。

新型コロナワクチン接種日と接種後の休暇制度など
厚生労働省は、職場における感染防止対策の観点からも、労働者が安心して新型コロナワクチンの接種を受けられるよう、ワクチンの接種や、接種後に労働者が体調を崩した場合などに活用できる休暇制度等を設けるなどの対応は望ましい、としています。下記に対応例を挙げます。

【ワクチン接種や接種後に副反応が発生した場合の療養などに活用できる休暇制度の新設】
■ 新型コロナワクチン接種に関する特別休暇制度
⇒ワクチン接種日とその翌日に限り、副反応による体調不良の場合の特別休暇を認める等の特別休暇制度新設
⇒既存の病気休暇制度に、新型コロナウィルス接種とその副反応による場合も対象とする、等の既存制度の拡大【ワクチン接種時の取り扱い】
■ 中抜けを認める。
⇒ワクチン接種の時間について、労務から離れることを認めた上で、その分就業時刻の繰り下げを可とする。
■ 出勤みなしを認める
⇒ワクチン接種の時間について、労務から離れることを認めた上で、その時間は通常とおり労働したものとして
取り扱う。

ワクチン接種日とその翌日には勤務が難しい従業員が一定数発生することを想定し、誰がいつ接種するか把握しておくとよいでしょう。接種日の調整を行うと共に、特別休暇制度導入や有給休暇取得などの方針を早めに検討し、社内に周知しておくことが求められます。

■ 厚生労働省コロナワクチンナビ
https://v-sys.mhlw.go.jp/

■新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)( 2021年7月28日時点版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html

■日本医師会作成資料
新型コロナウイルス感染症の予防接種を安心して受けるために
https://www.med.or.jp/dl-med/kansen/novel_corona/booklet_s.pdf

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